2015年06月22日

北の旅路の総まとめ? 後編

北海道で、一番思い出に残っているのはどこだろう?とつらつら考える。

知床五胡の秋の景色。とどわらの荒涼とした感じ。
号泣した富良野のラベンダー畑。登別温泉の泉質の素晴らしさ、etc・・・・・・

そして何より、屈斜路湖の湖畔でみた星空。
幾つもの流れ星に父親と2人で歓声をあげたことは忘れがたい。

遠くに見える牧場とおぼしき家の明かり以外、辺り一帯はしんとした闇に包まれて、獣の遠吠えが聞こえるだけの森の中。
天の川から降りそそぐような星空のあの感動を、私たち家族だけが独り占めした感があった。

母親の遺品を忍ばせて旅を続けてきたけれど、ここ数年は父親の為に続けているようなものである。
しかも毎回毎回、老父とはこれが最後か?と思いながらの旅路である。

せいぜいあと1〜2回だろうとも思う。
24時間介護ヘルパーとなる旅は決して楽ではないが、それでも無事に行って帰って来れる事に感謝しつつ・・・・・・

歩けない父親を連れて行く場所も限られている事に頭を抱えつつ・・・・・・・

そんな旅の始まりとなった母の今日は命日である。
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posted by kyubu at 15:58| Comment(0) | TrackBack(0) | analog-jimuin | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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