11歳の夏、祖母がいよいよ悪くなり、それに伴い母親も悪くなり・・・・・・・・・・(汗)
夏休みの間、愛猫と一緒に日出の親戚に預けられていた。
ある夜、皆が寝静まった後、こっそり抜け出して、家の裏手の海を見に行ったことがある。
今となっては、当時の記憶もあやふやだが・・・・・・・・・・・
私は間違いなく夜の海に行き、そしてヒラヒラと怪しく蒼く光る夜光虫を一人、眺めていたのである。
あるが・・・・・・・・・・・・・
深夜に、子供がたった一人で、海を眺めているなんて・・・・・・・・・・・・(大汗)
今考えたら、とても危険で恐ろしいことだよ・・・・・な(汗)(汗)(汗)
多分、子供心に余りある辛い現実から逃れる様に、その時の自分はただただ、夜光虫の美しさに魅せられていたのだと思う。
何故?そんなことを思い出したか?
ゆめタウン一階の喫煙所は、海側に面している。
昨日、扉を開けた瞬間、むっとする暑い空気を含んだ風と、微かな潮の香りに包まれたからだろう。
これだけ暑いのに赤潮が出ないのだな?と。
確か、赤潮が出る時に、夜光虫も出るのではなかったか?と。
このマリーナに面したお気に入りの喫煙所が、今月一杯で廃止になる。
そんな張り紙を、呆然と見ながら、あの夏の夜に思いを馳せたのだった。