2019年01月26日

二人の死神

「妻がね・・・・・」

施設で都度都度お世話になっている、霊感の強い彼女が言う。

「お父さんの奥さん、亡くなった貴女のお母さんが・・・・・ね」

「おふくろが?????」

「お父さんを迎えに来てる・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「さっきお父さんの部屋に現れたんで、病院には迎えに行くなって言っといた!!」

「そう・・・・・ね。こっちで死んでほしいもんね」

それにしても意外や意外、死してなお父親を恨み続けた母親が、迎えに来ているなんて(汗)(汗)(汗)

でも・・・・ま・・・・・・あ・・・・・何となくそんな気配はするんだな。

去年の段階では、自身の死に装束を夫の納棺時に入れることを拒んでいたようだが・・・・・・・・・・

ここ数日、多分もう入れても大丈夫じゃね?って娘の私が思うのだから。

結果、彼女私も顔を見合わせ、2月・・・・・・・・・・・だね、と声を潜めた。

私も人の死ぬ時期は、昔から何となくわかる人なんだけれど・・・・・・・・・・・・

彼女もまた、そう言う血筋らしいのだから・・・・・・・・・・・

二人の死神、もとい魔女の意見が一致した以上、避けては通れないのだろうなあ。

けれど、願わくば予見が外れて、もう少し施設で余生を楽しんでもらいたいものだと、降る雪をぼんやり見つめながら考えている。
posted by kyubu at 15:28| Comment(0) | analog-jimuin | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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