2019年12月27日

星の海

港を目指していた従兄弟の車は、やがて阪神高速に入り・・・・・・・・・・

車窓の暮れなずむ夕景が、漆黒の闇に代わる。

街の中心部が近づく頃、私は感嘆の声を心の中で上げていた。

立ち並ぶビル群の窓と言う窓の灯りが左右に林立する。

田舎ではおよそ見られない、その光景の中を車は走り続ける。


それはまるで星の海を行くようだった。

じき、おばや従兄弟との別れの時間が来る。


その束の間の光の束は、そんな切なさも忘れるくらいに、一足早いクリスマスを思わせた。

星の海だ・・・・・・・・・な

暗い車内の中、私は一人呟いていた。
posted by kyubu at 17:53| Comment(0) | analog-jimuin | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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