要は……自分次第なのだろう、と思う。
父親に関する全ての事が、もうとにかく面倒くさい。
出来れば、避けて通りたい。
このまま、今の施設に居たっていいじゃないか?
そんな葛藤をひたすら抑え込み、直近で12月3日に面談の約束を取り付けた。
「今の施設でのお父様の状態は、グループホームに適していますね」
当日、いきなりそのように言われ、面食らう(汗)(汗)(汗)(汗)
・・・って?グループホームって???
基本、認知症が入っていても、自力で生活できる人が対象の施設ではないか???
父親では無理だろう、そう思い込んで、除外していた私にとっては正に目から鱗。
考えたら、今の施設に入って、手厚いケアのおかげで随分と活発になった。
おまけに、コロナのせいで面会出来なくなってからは、洗濯も自分でやると聞いた。
収容人数は、9人ユニットで全18名、と言う少人数態勢も理想的だ。
そんなこんなをツラツラ考える私の前に、ここはと言う施設の資料が並べられていく。
そして・・・・
その中の一枚を見た瞬間・・・・・
ここだ!!ここに父親は移る!!
私の中の野生の勘が、いきなり発動し始める。
そこは4月に出来たばかりのグループホームで、自転車でも何とか行ける範囲。
新しいので全体的に明るい良い雰囲気と聞く。
聞くが・・・・・・・
「すでに満床で、現在募集は行っていないそうです」
私の勘とは裏腹な、残念な現実を突きつけられるのだった。
2021年02月13日
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